特別企画のご案内
本大会では通常のプログラムに加えて、国際交流、産学連携、若手研究者育成を目指して以下のプログラムを企画しました。
1. 大会企画シンポジウム
3S08m
意思決定研究における理論と実験の融合
オーガナイザー:Naoshige Uchida (Harvard University, USA)
演者:
Will Dabney (DeepMind, UK)
Christine Constatinople (New York University, USA)
Naoshige Uchida (Harvard University, USA)
Paul Glimcher (New York University, USA)
このプログラムはTianqiao and Chrissy Chen Instituteにご支援いただきました
2. 学会間合同シンポジウム
日本神経科学学会−中国神経科学学会合同シンポジウム
1S05a
Novel mechanisms underlying behavior: From ion channel to neural circuit
オーガナイザー:岡村 康司(大阪大学大学院医学系研究科)
Tian-Le Xu(Shanghai Jiao Tong University, China)
日本神経科学学会・日本神経化学会連携シンポジウム
4S04a
患者から始まる神経科学・リバーストランスレーショナルで難病を克服する
オーガナイザー:池中 建介(大阪大学医学部)
望月 秀樹(大阪大学大学院医学系研究科神経内科学)
3. 基礎-臨床連携シンポジウム
1S09a
RDoCの時代における、脳病態仮説・モデルに基づいた統合失調症研究
オーガナイザー:宮田 淳(京都大学大学院医学研究科)
2S08m
病態モデルから学ぶ:発達障害理解への分野横断的アプローチ
オーガナイザー:石田 綾(慶應義塾大学医学部)
Kihoon Han(Department of Neuroscience, College of Medicine, Korea University)
2S05a
人工知能とビッグデータは精神神経疾患の神経科学に何をもたらすか?
オーガナイザー:栁澤 琢史(大阪大学高等共創研究院)
4S06a
非正弦性に着目した新たな脳波研究への試み
オーガナイザー:大城 武史(大阪大学医学系研究科)
4. 学会企画シンポジウム
エルゼビア/NSRシンポジウム
2S03m
The default mode network: the mastermind behind the scenes
オーガナイザー:Daniel S Margulies(CNRS, France)
北澤 茂(大阪大学大学院生命機能研究科)
5. 産学連携企画
産学連携ポスター
該当するポスターには産学連携ロゴマークが表示されています。
6. ジュニア研究者ポスター賞
学部学生によるポスター発表の中から特に優れた演題を選出します。
受賞者は、動画配信サイトにおいてジュニア研究者ポスター賞受賞者ロゴマークが表示されます。また、大会ホームページで表彰いたします。
7. 将来計画・アウトリーチ・産学連携推進委員会連携企画
市民公開パネルディスカッション「2050年の脳科学と社会」
※このプログラムは日本語で行われます
各種の神経イメージング・操作技術、網羅的計測・解析技術などの進歩や、人文・社会科学など他の研究分野との融合により、21世紀に入ってからも脳科学は著しい発展を続けています。その成果は、人工知能やブレインマシンインターフェイスなどの応用技術に活かされるとともに、私たちの心とその健康の科学的理解に貢献しています。2050年という今世紀の折り返し地点にあたる近未来においては、脳科学はどこまで発展し、どのように社会に活用されることになっているでしょうか。
新型コロナ禍によって、「ニューノーマル」とも呼ばれる新たな社会への不可逆的変化が予想される今、産・学・官それぞれの最先端で活躍されるパネリストを迎え、異なる視点を交錯させながら、私たちそれぞれが今後、どのような未来に向かっていくべきなのかを考える機会として、本企画を用意しました。リアルタイム配信を行い、SNSとの連携も行う予定です。どなたでもご参加可能ですので、ぜひ同じ時間を多くの方々と共有できることを願っています。詳細は大会HP等でお知らせします。どうぞ奮ってご参加下さい。
日時:8月2日(日)13:30 ~ 17:30
会場:Zoom webinarから配信予定(詳細は大会HP等で告知)
主催:日本神経科学学会 将来計画委員会/アウトリーチ委員会/産学連携推進委員会
(担当:松元 健二、宮川 剛、小清水 久嗣)